千葉県の国道464号をご存知ですか?

目次

制限速度70kmの信号の存在しない1直線道路

千葉県の印西市を中心に鎌ケ谷市から成田市まで1直線の道路「国道464号線」。
この道は最近制限速度が70kmまで引き上げられました。
国道464号は非常に特徴的で
北総鉄道北総線に沿った一直線の道路で信号のない「掘割方式」道路です。

【掘割方式】

地上部から開削して道路構造物を構築する地下構造の一方式。半地下構造の意。原地盤より下に掘った形で作られる道路等の構造で、擁壁等により両側の地盤をおさえる形式の道路。

出典:国土交通省関東地方整備局

通行機能を重視した構造

警察庁の「交通規制基準」では、一般道のうち「自動車の通行機能を重視した構造の道路」で、かつ「安全が確保された道路」については、最高速度70km/hもしくは80km/hを原則とするとされているそうです。

本道路は、真ん中に北総線、その両脇に掘割構造の上下線、さらに掘割の上に側道の上下線が並行しおり、このうち掘割構造の上下線については、もともと設計速度(クルマが安全かつ快適に走れる最高限度の速度)が80km/hであり、クルマの多くも実質的に70km/h前後で走行しており、かつ、2014年7月の開通から人身事故は1件のみと少なく、安全が確保されていることから、実態に合わせる形で、千葉県内で初めて制限速度を70km/hに引き上げた、という経緯があるそうです。

法定速度以上の制限速度を設定するには
大きく3つの条件がある

上記のような制限速度をもうけるためには
下記の条件をクリアする必要があるそうです。

・設計速度が60km/hであること
・高架や掘割などの構造によって立体交差化されていること
・上下線が分離されていること

上記3つの条件の他、見通しがよい、勾配が少なく全体的に平坦であるといった特徴も備わっていなければならないとのことです。

上記のような道路では
50cc以下の原付は進入禁止となります

掘割区間は制限速度の引き上げにより、50cc以下の原付が進入禁止になります。

出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170309-00010001-norimono-bus_all

成田・鎌ケ谷方面を結ぶ素晴らしい道路

行政書士事務所ネクストライフでは
柏・野田・松戸方面に行く場合には必ず利用する道路であり、
以前に比べどれだけ時間が短縮されたかわからない車庫証明業務を行う行政書士にとっては
なくてはならない道路ではないでしょうか?
まだ通行していない方はぜひ一度自動車を走らせてみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。